那覇市長選挙 開票結果速報2018 情勢予想と立候補者の公約はこちら
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【開票結果を追記しました】
ここでは10月14日に告示、10月21日投開票の沖縄県、那覇市長選挙2018の開票速報・開票結果についてまとめています。
最新の情勢やNHKの出口調査・投票率・争点・当確予想など、立候補者の経歴やプロフィール、公約などもご紹介しますので参考になさってくださいね。
今回の那覇市長選の立候補者はいずれも無所属で、新人で元沖縄県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=、再選を目指す現職の城間幹子氏(67)の2名です。
現職VS新人の一騎打ち選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。
那覇市長選挙2018の開票速報・開票結果・NHK最新出口調査・情勢・当確予想・投票率
那覇市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、本記事を更新致します。
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 42446 | 翁長 政俊 | 69 | 男 |
無所属(自民、公明、維新、希望推薦) |
新 | 元沖縄県議 |
79677 | 城間 幹子 | 67 | 女 | 無所属 | 現 | 那覇市長 |
開票は10月21日に即日開票されます。
前回(2014年)の那覇市長選挙の結果は以下のとおりです。
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 101052 | 城間 幹子 | 63 | 女 | 無所属 | 新 | 無職、元副市長 |
57768 | 与世田 兼稔 | 64 | 男 | 無所属(自民、公明推薦) | 新 | 弁護士 |
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那覇市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴
10月21日に投開票が行われる那覇市長選挙。
任期満了に伴う選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で再選を目指す城間みきこ氏、新人で元沖縄県議のオナガ正俊氏の2名。
「オール沖縄」が支援する現職の城間氏 VS 自民党、公明党、日本維新の会、希望の党推薦のオナガ氏という県知事選と同じ構図になっています。
城間氏が市長の座を守るのか、それとも新人のオナガ氏が制するのか、注目の選挙戦です。
それでは、立候補者である城間氏、オナガ氏の経歴や公約をご紹介します。
翁長 政俊(おなが まさとし)
- 名前:翁長 政俊(オナガ マサトシ)
- 現年齢:69歳
- 性別:男
- 党派:無所属(自民党、公明党、日本維新の会、希望の党推薦)
- 肩書き:無職(元沖縄県議会議員)
- 学歴:市立古蔵中学校、県立浦添高等学校、駒沢大学法学部卒業
- 職歴:衆議院議員小渡三郎秘書、拓南製鐵株式会社、沖縄都市モノレール株式会社、那覇市収入役、那覇市議会議員(2期)、沖縄県議会議員(4期)
その後、衆議院議員小渡三郎氏の秘書を経て、拓南製鐵株式会社に入社。役員を務めます。
1985年には那覇市議選に出馬。立候補者中トップの4,736.557票を得て、初当選を飾ります。
ちなみに前県知事の翁長雄志氏が2位で初当選しています。
その後、1996年に行われた沖縄県議選に出馬し、初当選。
この県議選には市議同期の翁長雄志氏も出馬し、当選を果たしました。
2000年の選挙でも再選。
しかし、全野党が支援する無所属の元県議・糸数慶子氏に95,000以上の票差をつけられ、涙を呑みます。
2005年9月から2007年1月まで、当時那覇市長を務めていた翁長雄志氏のもと収入役を務めます。
その後、2008年には再び県議選に出馬し、3選。
2012年、2016年の選挙でも当選を重ね、県議を5期務めます。
2014年7月から2年間、副議長に就任。
また、所属する自民党では、政務調査会長、幹事長、会長を歴任し、現在は会長代行を務めています。
そんな翁長氏は、自民党県連や経済界から構成される候補者選考委員会からの要請を受ける形で、今回の市長選への出馬を決意。
出馬表明の記者会見の中で、
「那覇市に責任のある政治を取り戻す。
県都の一層の経済発展と、支援が必要な市民への細やかな心配りを両立する」
と意気込みを述べています。
スローガンは、「那覇市を大改革」。
「情熱政治~まさとしの宣言」と題する政策は次のとおり。
- 子どもの貧困対策
母子、父子家庭への子育て支援、食事支援
貧困児童の学力向上のため、空き店舗等を利用した無償塾の開設 - 医療福祉の充実
老健施設介護スタッフの育成と待遇改善
認可外保育園、学童保育所への支援拡大 - 離島・過疎地域の振興
離島の児童生徒の遠征費の補助
基幹作物(サトウキビ)の保護と新な基幹作物つくり - 街づくり
農連市場再開発に連動し、地元客を呼戻せるような牧志公設市場、平和通りの再開発
LRT(路面電車)導入し、市街地乗入れ乗用車制限で交通渋滞緩和とモノレール沿線外の市街地活性化 - 那覇空港の整備促進
国際物流拠点の形成と観光客1.000万人受入れるための第2滑走路、国際線ターミナルの整備促進 - 教育・文化の振興
児童、生徒の学力向上と育英資金の拡大に取組む
空手の発祥地としてオリンピック空手競技開催の誘致 - スポーツの振興
沖縄県全体でのスポーツコンベンションへの取組推進
サッカー専用スタジアムを建設し、J1公式試合、国際Aマッチの誘致 - 米軍基地問題
普天間飛行場の危険性除去と負担軽減
日米地位協定の見直し
大きな公約として「15才まで医療費無料」、「介護・福祉の処遇改善」、「公共交通無料化」の3つを掲げています。
城間 幹子(しろま みきこ)
- 名前:城間 幹子(シロマ ミキコ)
- 現年齢:67歳
- 性別:女
- 党派:無所属
- 肩書き:那覇市長
- 学歴:市立真和志中学校、県立那覇高等学校、宮城教育大学教育学部中学校教員養成課程国語専攻卒業
- 職歴:公立中学校教諭(教頭・校長)、那覇市教育長、那覇市副市長、那覇市長(1期)
城間みきこ氏は、1951年1月20日に島尻郡伊是名村で生まれます。
中学校教員養成課程国語を専攻します。
卒業後、千葉県の市川市立第四中学校に赴任。
その後地元の沖縄に戻り、市立石田中学校を皮切りに市内中学校に赴任します。
2002年4月から鏡原中学校校長、2005年4月からは香港日本人学校中学部校長に。
2009年4月から那覇市教育委員会学校教育部長、2010年4月から那覇市教育長にそれぞれ就任。
そして当時沖縄市長を務めていた翁長雄志氏(前沖縄県知事)に抜擢され、2014年4月から副市長に就任します。
翁長雄志氏が同年11月に行われる県知事選への出馬のため市長を辞職。
城間氏は、翁長雄志氏の後継として市長選への出馬を決意。
社民党、日本共産党、沖縄社会大衆党、生活の党の各政党に加え、翁長雄志氏支持のため自民党を除名された「新風会」の11名の市議などで構成された「オール沖縄」の支援を受けます。
自民党、公明党推薦の与世田兼稔氏との新人同士の一騎打ちの戦いになるも、城間氏は同日投開票の県知事選候補の翁長雄志氏とタッグを組んだ選挙戦を展開し、戦後最多となる101,052票を得て与世田氏に43,284票もの大差をつけて圧勝。
那覇市初の女性市長の誕生となりました。
そして認可保育園の大幅増設、給付型奨学金の給付、小学校入学準備金支給の創設など特に子育て施策の充実に尽力します。
そんな城間氏は、今年7月に翁長雄志氏同席の記者会見で
「那覇市の発展に尽くしたい思いが高まった」
と思いを述べ、再選を目指して今回の市長選への出馬を表明。
先日当選した玉城デニー県知事、「オール沖縄」の全面支援を受けて臨みます。
スローガンは、 「子ども・未来・平和―ひと・つなぐ・まち―」
「みきこの10の約束」と題する政策は次のとおり。
- 【協働】
心が通い合い活力に満ちた人間性豊かな地域コミュニティと地域の課題解決に向けて取り組むことを目的に、市内36の全小学校に校区まちづくり協議会の設置を推進します。 - 【子ども・子育て】
子育て世代の医療費負担の軽減を図るため、窓口負担の無い現物給付方式によるこども医療費の無償化を現在の就学前から中学3年生まで拡充します。 - 【子ども・子育て】
子育て世代の負担軽減を図るため、幼児教育の無償化を実施し、県と連携した保育料の無償化を推進します。 - 【子ども・子育て】
無料学習塾、こどもの居場所づくり、こども食堂などの子どもの貧困対策を長期的に継続実施します。また、進学や修学支援する給付型奨学金を引き続き実施します。 - 【経済】
中心商店街において、適法かつ合意形成がなされたアーケードの再整備の支援制度を創設します。 - 【経済】
事業者の雇用者スキルアップ研修事業等への助成制度を創設します。また、ワークライフバランスなど、働く人の環境を整え、若者の起業・創業支援、中小企業の実態把握とニーズ分析による支援事業を展開します。 - 【教育・文化】
教員の校務負担の軽減を図ることで、児童生徒と向き合う時間の確保と電子黒板の全学年全クラスへの導入などにより、教育の質と学力のさらなる向上を図ります。 - 【教育・文化】
県都である特性を活かした本市の新たな文化の殿堂、沖縄の伝統文化の発信拠点となる新文化芸術発信拠点施設の2020年度末の完成を目指します。 - 【暮らし】
現市民会館敷地に、地域の要望を踏まえ、新真和志支所や地域コミュニティ施設、療育センターや障がい者福祉センター等の福祉関連施設、中央公民館図書館、教育研究所等の機関を集積し、保健所と連携した真和志地域の新たなる核となる地域の形成を図ります。 - 【暮らし】
真和志地域の交通移動手段としての利便性を高めるため、次世代型機動性交通システム「LRT等」の導入について、検討を進めていきます。
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